客室のご案内
100年前の大正ロマンを感じる京町家のお宿
京みやびの間取りは『うなぎの寝床』と言われるように、間口が狭く奥に長くなっています。片側の土間が奥までつづき、土間に沿うように三部屋あり『一列三室型』の京町家です。
1階間取り図
2階間取り図
1階のご案内
玄関と土間(みせにわ)
通りに面し玄関となる土間の部分で、通りに面して糸屋格子があります。土間は広めにとっていますのでレンタル自転車も十分におけます。ご到着の際、まずは土間の上り框に腰を掛けて、いっぷくしてください。
ダイドコ(居間)
板張りのこの部屋はみせにわと座敷の間にあり、こちらでお客様のスーツケースやお荷物を広げていただけます。広めのクローゼットも併設しておりますので、お荷物の収納にもお使いください。
座敷
一番奥となる座敷は畳部屋となります。雪見障子から見えるお庭の景色が、格別です。座敷でゆっくりお茶を飲みながら観光プランを立てるのもよいのではないでしょうか。座敷にお布団を敷いて就寝していただくことも可能です。
キッチン
はしりにわにある炊事場は天井が吹抜けになっており、これを『火袋』と言います。本来は調理の煙を逃がす役割があり、奥には光を取り込む窓もついています。近くの商店街でおかずを買ってくる、又は食材を買ってきて調理体験をしてみるのもいかがでしょうか。
洗面
はしりにわ一番奥にある洗面台はガラス張りの扉から庭が見え開放感があります。渋いタイル張りに赤の洗面ボウルが、とてもかわいいです。
お風呂・トイレ
バスルームは檜板の壁、床はシックなタイル貼りとなっています。シャワーはバスタブと別に併設しております。バスタブからは庭が見える格子窓が付いており、情緒豊かにお風呂に浸かれます。トイレはウォシュレットとなっております。
縁側
座敷と庭の間にはお風呂・トイレに続く縁側があります。夏の暑い日は縁側に腰を掛けて、庭を眺めながらお茶をいただくいのも情緒がありますね。
季節を感じるお庭。春は梅、桃、そして桜。春から芽吹きするもみじの新緑もとても美しく、風に揺られる葉に風情を感じます。秋には真っ赤に紅葉します。
2階のご案内
ホール
2階は全て板の間となっており、天井がなく梁がむきだしとなっています。2階への階段を上がったすぐにホールがあり、そこは壁がなく1階からの吹抜けとなっていますので、火袋の屋根裏、そして1階のはしりにわを見ることができます。
寝室 1
このお部屋は西側に位置し窓を開けると庭が見えます。お部屋の天井は丸太の梁がむき出しになっています。ステンドグラス窓のある落ち着いた雰囲気のお部屋となっております。
寝室 2
寝室2となりますこのお部屋は、お客様の人数によりましてはベッドを置かずにラウンジに変身する事もあります。夜、ロッキングチェアに揺られながら読書にふけこむのもいいかもしれません。
書斎
寝室2の部屋の隅には隠し部屋があります。そこは書斎となっており、デスクの目の前には大正時代からの土壁でできた虫籠窓があります。町家の雰囲気を味わいながら、お友達やご家族にお手紙を書かれてみてはいかがでしょうか。